特集

日常を非日常に変えてくれる
男も楽しむステキな着物生活

読者モデルの登場 その2
誘われて二人旅

お嬢さまの成人式の振袖選びをきっかけに
着物に興味を持たれたという奥さまの吉澤恵美子さん。
今回は恵美子さんが夫の博文さんを誘っての京都旅、
そして『るると』読者モデルへのご応募でした。

女性着物:五百機小紋 佐志め織物
帯:八寸なごや帯「ステラ」 近賢織物

男性着物:五百機織物 佐志め織物
帯:紙格子角帯 近賢織物
羽織:うすきぬ 佐志め織物

かつて鴨川が宮川と呼ばれていた名残で町名が付けられたとか。

京都の五花街のひとつ、宮川町を散策しました。

女性着物:付下げ「明星軒ひふみ」啓明商事
帯:博多八寸琥珀織なごや帯「誠之輔」大倉織物

男性着物、羽織、帯すべてシルック スタイリスト私物

お散歩でお腹も減りました。特別に予約をしたホテルでランチのフルコースを楽しみます。

吉澤博文さん、恵美子さんご夫妻は栃木県宇都宮市から京都旅行にいらっしゃいました。
今回の発案者は恵美子さん。
「何も言わずに付き合ってくれた主人に感謝しています」とうれしそうな恵美子さん。
着物にはまって四年目の恵美子さんは、いつカメラを向けてもすてきな笑顔で、立ち方、歩き方もディレクターやカメラマンの指示どおり、スポンジが水を吸い込むようにどんどん上達しました。一方、結婚式以外では着物を着用したことのない博文さんは、最初はかなり緊張していらっしゃいました。お履き物もちょっと歩きにくかったようです。
でも、そこはさすがご夫婦です。奥さまのお声掛けで徐々にリラックスして笑顔がこぼれるようになりました。
恵美子さんは今日の装いに合わせたくて、栃木県の益子で見つけた益子焼に、ご自分で帯留金具を付けて帯留を作られたとか。
バッグや小物の組み合わせを考えるのがとても楽しかったそうです。