特集

日常を非日常に変えてくれる
男も楽しむステキな着物生活

読者モデルの登場 その1
ときめいて京都

結婚35周年の平井さまご夫妻は静岡県富士宮市からの参加です。
着物の大ファンである同時に『るると』の大ファンだとおっしゃってくださいました。
お二人とも、ものすごく照れながらも、
読者モデルとしてバッチリ笑顔で頑張ってくださいました。

高瀬川沿いをゆっくりお散歩。

女性着物:江戸小紋 「古代菊」彫師 中村勇次郎
帯:西陣袋帯 永本機業店
塵除けコート:シルクユカ

男性着物:久米島紬 羽織:陣羽織 和田光正 作
帯:米沢角帯に金彩 和田光正 作

平井秀昇ひでのりさん、三津子さんご夫妻は、着物歴はまだ5年ほどとのことですが、お二人とも着慣れた雰囲気でベテランのように見えました。
着物を選ぶときのポイントはお二人とも「インスピレーション」だとおっしゃいます。
そして秀昇さんは、着物の良いところは、個性が出るところ、注目してもらえることだとおっしゃっていました。
造園業を営む平井さんは仕事柄、京都の池泉回遊式庭園や枯山水などの美しい庭園を見に来ることが多く、そのうちに京都に行くなら着物で…という気持ちが芽生えて、着物着用頻度が徐々に増えていきました。
庭を造る芸術的センスや、切る枝、残す枝を瞬時に見抜く直観力が着物選びにも生かされているようです。
造った庭が少しずつ落ちつき、自然と融合しつつ、常に変化をしながら成熟していくかのように、お二人の着物姿も周囲の景色や雰囲気に溶け込んで、美しく見事に円熟していました。

京都東急ホテルのフレンチレストラン風花にてワインで乾杯。これからもよろしくね。こちらこそ。

明王院不動寺に息災を祈ります。

松原通りはかつての五条通。都のメイン通りでした。

女性着物:訪問着 田村哲彦 作
帯:西陣袋帯 梅垣織物

男性着物:ロートン織 丸正織物
帯:角帯 大文字屋庄兵衛
羽織:明月蘆  スコープココ